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ついにKRESS 200C IIが完成しました~!べべ~ん。


製作開始から約1ヶ月、シンプル造形にCG模様貼付けというスタイルで挑みました。
CGとの連動企画みたいな感じになって、楽しみながら造る事ができましたです。
ということで、ご覧くださいませ。

コメント(2)

最近の比較的安くなった3Dプリンターを使えば
ミニチュアが作れそうですね。

コメントありがとうございます~。

3Dプリンター欲しいですね。
今までできなかった形も作れそうですし。
造形と同時に色を付けられるヤツもあるそうですね。

大詰め、後輪の製作です。

後輪の組立状況。前輪とは違って普通のダブルタイヤ形式です。ホイールパーツにタイヤパーツが覆いかぶさる形で作ります。

組立完了。タイヤ間の隙間が小さいんで、2輪ひとまとめの一体成型で作っても良かったかもと、組んでからしみじみと思うワタクシでございます。

軽トラックとの大きさ比較。思い切りはみ出してますね~。明らかに過積載なので、こっそりと移動しましょう。トンネルに入ったら入り口にカポンとフタをしてしまいそうです。

タイヤの群れ。頑張ればタイヤの中に一泊できそうな大きさですね。#そこまで頑張らんでもよろしい。

基部パーツを介して本体に接着した前輪を裏から。グリングリンとステアします。トレッドパターンもナイスですね。

後輪。転がらないのでこちらは本体にベタ付けです。真ん中にはデフ一体型ミッションを印刷しました。

大物のタイヤも無事終了です。仕上げに残りの細かいパーツを付けませう。

製作もいよいよ佳境。前輪の製作です。

性懲りも無くホームセンターを再度徘徊致しましたら、ナイスな車輪を発見。中空ゴムタイヤの本格派。直径25cmありますんで、もしこれを使えば1/13スケール、全長1.5mのビッグサイズの 200C II が作れますぞえ。A4の紙が300枚ぐらい要りそうですな。

1輪のパーツ。基本となる3パーツです。これもノリシロを互い違いにして、ひずみ減&強度アップを図っています。黒っぽいパーツなので、紙の切り口をマジックで黒く塗ってタッチアップします。手間がかかってます。

内部はこんな感じ。直径がでかいので、補強パーツを入れてます。

うりゃ~。2輪分が完成。真ん中から車軸が突き出してます。強度もなかなかで、トレッドパターンもうまく印刷できていい感じ♪。

そして4輪分を基部パーツに接続。それぞれの軸がグリングリン回ります。軸の連動はしてません。あしからず。

カタチとしてはいい感じの車輪になりました。でも組立の手間が大変な上に、同じのを計8輪作らなイカンので、時間がかかってます。次は後輪の4個なりよ~。

引き続き車体の製作です。

前部のコアになるパーツです。前部とベッセルをつなぐとともに、前輪に加重を伝えます。ガンダムで言うとコアファイターですね。うん、よくワカラン説明です。

こちらはキャブ。幅と高さは軽トラックとほとんど同じです。てことは、軽トラックに乗れば 200C II のシミュレーションができるということですね#違います。

コアに前部パーツを組み込み。11パーツあります。これに後でタラップのパーツが付きます。タンク部分は一枚の絵になってます。

そしてベッセルと合体。ピンボケですわ。こういう大きなパーツをゴソッと接着するとズレが出やすいですね~。コアが2mmぐらいズレちゃいました。なかなか難しいです。


続いて後部です。全部で14パーツ。プロト君の反省からパーツ構成を変えたり、1/50のサイズでは補強が必要になったりでパーツ数が少し増えました。

エンジンブロック接着。ひずみのことを考えて、後輪カバーを先にエンジンブロックに付けてます。でかいカバーですね。軽トラがすっぽり入るサイズです。

他のブロックも接着。パーツ構成を変えたおかげで、ひずみ無く組めました。ブラボーブラボー。後部に突き出すプッシングアダプタは後ほど付けます。


次はいよいよタイヤです。試しにプロト君と同様に2輪をひとつの円筒にして作ってみたところ、意外と強度があることがわかりました。これならば1輪ずつ別個にしてもダイジョブかも。ということで、急遽1輪ずつ作ってみることにします。

急遽設計変更となったタイヤ、どうなるでしょうか。ふははは、わかりません!#いばるな。

さあ、いざ本番の製作をば開始でございます。

まず3Dソフトでパーツに貼るための車体の真横や真上の画像を作ります。印刷のために大きな画像(幅4000ドット)で作っております。時間かかるわ、パソコンはCPU100%でウィンウィンうなるわで大変です。

できた画像をペパクラのデータに貼り付けます。まず微妙なサイズ調整と色調整をば。そして余分なところを消したり足りないところを書き足したり、一筋縄ではいきません。こっちも大変です。

そして印刷。表面に3Dデータ、裏面に切り取り線を印刷してます。アイボリー調の色にしたかったんですが、プリンタの色調整がなかなか決まらず、微妙に赤紫系になっちまいました。またまた大変です。


いざいざ、麦チョコをかじりながら組立開始。まごころ満彩でお送りしております。ポリポリ。ボトムの外側パーツと内側パーツです。ポリポリ。内側パーツには3Dでの陰影が入っております。ポリポリ。

ボトム完成。すでに長さ15cm。こういう大きなパーツの貼り付けにはいつもの木工ボンドに代えて初めてスプレーのりを使ってみました。木工ボンド以上に強力で、貼り直しが全くできません。一発勝負でパーツの位置決めをするスリリングな展開になっております。

ベッセル上部のリブ。A4の紙ギリギリの長さ27cmに対して幅6mmの細長さです。アスペクト比45対1。ひずみがでるのを極力防ぐためにノリシロを互い違いにする工夫をしてます。この工夫で、ほぼ真直ぐに作れました。

そしてめでたくベッセル完成です。長さ27cm、幅13cm。軽トラックと比べてこの大きさです。下に敷いてる水色のカッティングマットはA4サイズ。すでにそれをはみ出さんばかりの勢いです。

陰影印刷付きのパーツで、シンプルな構成でも精密感が出てるのではと思います。この調子で製作を続けるのじゃ~。ぼ~ふぉ~ふぉ~ふぉ~(V)o\o(V)。

プロト君の続きでごんす。

後部の製作です。まずエンジンをくっつけます。これをコアとして他のパーツが付いていきます。単なる箱ですが、完成すればあまり見えなくなるのでダイジョブです。てか、正直者には立派なエンジンが見えます。見えますってば見えます。

後部完成。パーツ数は10です。サイド部分にクリヌキを作ったら、構造的に弱くなっちゃってフニフニに。とほ。本番では構造を見直す必要がありますね。後輪の泥よけもフニってるので、対策が必要そうです。

200C II の車輪は直径3.3mありまして、1/50では直径66mm。この素材を探すべくホームセンターを徘徊しました。ワッシャーでは最大で48mmのものしかなく断念。あと使えそうなのはキャスター(戸車)ぐらいでしたが、コレもいいサイズがなく断念。ぐは。
結局、苦労して作ったトレッドパターンも再現したいので、紙で作ることにしました。

前輪です。パーツ数は7。強度と精度の問題から、2輪分を1まとめにして作ってます。ストラドル・ステアのための棒が突き出してます。
タイヤの転がりギミックをどうするかはすんげ~悩みましたが、紙だとタイヤがきれいな円にならずに回転がガタピシしてみっともないにゃ〜と予想されるので、転がりはナシとしました。


そんなこんなで、ついにプロト君が完成しました!パチパチパチ。

サイドから。カックイイボディ〜。1/87では全長20cmです。これを画像処理でみょいんと引き伸ばせば、あっという間に1/50の完成ですね  ヾ(ーー )オイ。
パーツ数はトータルで62。かなり抑えることができました。これぐらいならば作りにくいことも無く、精度の問題もクリア出来ると思います。
ちなみに16輪トレーラーのパーツ数を数え直したら、細かい補強も含めて紙が90パーツ+ワッシャーが54パーツでした。意外と行ってたですね。

フロントから。一時はティッシュ箱になるところだった前部もこのとおりバッチリです。ステアしてる前輪がイイですね〜。ギミックとしては前輪ステアの他にタラップが動きます。タイヤ転がりと底面のダンプゲート開閉は省略しましたので、ちと可動部が少ないですがご勘弁を。

無事プロト君が完成しました。これをフィードバックして、いざ本番の製作に突入であります。

プロトタイプ、通称「プロト君」の製作に入りました。
いきなり1/50で作るのはちと大変そうなので、1/87で作っています。
ちなみにプロトタイプってのは「ホワイトモデル」とも呼ぶそうで。なんだかカックイイですね。

こちらはベッセルのサイドパーツ。強度確保と本番での印刷をきれいに出すために、裏表2層構造にします。リブは四角柱です。

ベッセル完成。1/87では長さ15cmあります。シンプルな構成ながら、なかなか丈夫になってます。麦チョコ2袋分ぐらい積載できそうですゾ。麦チョコ大王になれそうですな#なにそれ?

フロント部分。当初はこのように単なる平面で済ませようと思ってました。しかし実際に立体を組んでみると、ちとショボ過ぎですね~。まるでティッシュ箱です。シンプルも行き過ぎるとイケマセンですね。
ちなみにオカマジョーはティッシュを「てぃしゅう」と言うんでイラッときます。

ということで、フロント部分を作り直し。キャブ、フロア、タラップを作りました。これならバッチリですね。もうティッシュ箱とは言わせねぇ。キャブは幅1.8cmです。

フロント部のように、プロト君を作って改めて気づくことも多いですね。作ってよかったプロト君。次はリア部と車輪の予定です。

さてさて、今回のペパクラも1/50スケールで作ります。そうすると完成時のサイズが全長39cm、全幅13cm。デスクトップパソコンのキーボードぐらいのサイズになりますぞえ。気合入れて行きましょう。

まずはペパクラの基となる3Dデータを作成です。シンプル・イズ・ベストを念頭にパーツ構成を大幅に見直したところ、50パーツ以上あったベッセル部分も右図のようにわずか13パーツに。モデル全体でも60パーツぐらいです。大幅な軽量化に成功したゾ(←ちょっとちがう)。

そしてそのデータをペパクラデザイナーで展開図に。パーツ数は少ないですが個々のサイズが大きいので、トータルではA4の紙16枚ぐらいになりそうです。16輪トレーラーでは4枚でしたから、大幅増量ですね。全然軽量化してねぇ。

軽量化の話は置いといて、この展開図にCGで作った各面の画像データを貼り付けていくことになります。その前に例によってプロト君を作りまして、構成を確認しましょう、そうしましょう。

はい、ということで新しいペパクラである KRESS 200C II の始動でございます。皆さんの予想通りです。

実はこの 200C は一度ペパクラ化をたくらんでおったのです。その時のプロト君の画像がこちら。上下ひっくり返っておりますがベッセル周りの部分です。
 
全体に実機と同様のフレーム構造を取り入れ、サイドの凹構造も再現しようと頑張ったんですが、そのぶん構造が複雑になってパーツ数がすでに50パーツ以上
 
この調子だと全体ではダンプトレーラーを越える150パーツぐらいになりそうだにゃ~、大変だにゃ~、仕上がりもよくないにゃ~......という感じで製作が進まず、そのまま開かずの扉の向こう側に封印するという黒歴史と化しておったのです。ダンプトレーラーの件と同じですね。あな怖ろしや。

んで、その反省を活かしましてシンプルなパーツ構成で行きたいと思います。ボチボチと製作していきますので、お付き合いくださいませ。

<動くエビフライにどこまでも追いかけられる夢を見ました>

私は今悩んでおります。変な夢ばっか見ることや宝くじが当たらんことも悩みですが、それよりもペーパークラフトについて悩んでおるのです。

3ヶ月前にスタートしたダンプトレーラー。細かいところも紙で再現するべ~と、2mm幅のリブとか一生懸命作ってるんですが、どうも出来上がりに納得できません。
ペパクラはパーツの切断、折曲げ、接着のそれぞれでどうしても誤差が出ます。そしてパーツ数が増えると誤差が蓄積されていくので、細かいとこまで作ろうとしてパーツが増えると全体を精度よく仕上げるのがどんどん難しくなってしまうんです。ちなみにこのダンプトレーラーでは完成すると100パーツを超えます。うは。

んでプラ板のスクラッチと違うのが、ヤスリがけやパテ盛りでのパーツ誤差の修正ができないこと。はさみで切り詰めて調整することしかできません。切り詰めすぎるともう修正不可です。
またパーツがウネウネと波打つ症状(接着時におきやすい)や、組み立て中に間違ってペコンと凹ましちゃう事故(シワ状の跡が消えない)など、ペパクラならでの修正の難しい問題もあります。
それからリブなどの棒状のパーツも、プラ棒で作ったほうが精度よくできそうです。
こうなってくると、パーツ数を増やして手間をかけるなら、プラ板スクラッチの方が精度よく作れるんじゃないかと思うんです。やったことないですが#ないんかい。

その一方で、プリンタでパーツを印刷するときに模様やディテールも印刷しちゃえるのはペパクラの大きなメリット。16輪トレーラーの時はスプレー塗装だったのでやりませんでしたが、軽トラック2ミニクレーンでやっております。このメリットを生かす方がペパクラらしさが出るのかなとも考えます。
ペパクラは作る人毎に独自のスタイルがあるのだと思いますが、「パーツ数を抑えて誤差を少なくし、ディテール印刷で雰囲気を出す」というスタイルで行くのが私には良いようです。

以上のことから、このダンプトレーラーについては、自分スタイルのペパクラでやるのか、あるいはプラ板スクラッチにチャレンジするのかを含めて、一度中断して仕切り直したいと思います。
楽しみにしてくださってた皆さんごめんなさい。上記の理由によるものとご理解を頂ければと思います。どうかひとつ。

んで単なる中断では申し訳ありませんので、別のモデルをペパクラでやってみようと検討中です。そうです、アレです。製作記を近日開始しますので、お楽しみに~。


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