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2012年7月のアーカイブ

今週はあまり進捗が無かったのでペパクラの更新はお休み。

その代わりに特別なルートから?入手した軽トラックのラジコンをご紹介します。


シンプルながら2chプロポで本格的な挙動が楽しめますぞえ。ご覧くださいませ。

前回書いた、仕組み未定の場所ベストファイブ(って、全部で5つですが)のひとつ、
・ヘッドとフックに付くシーブの材質と製作方法
を検討してみます。

もう顔を覚えられるぐらい通ってるホームセンターで、こういうのを見つけました。ポリカーボネート製の透明なワッシャーです。これを重ねれば、きれいな円形で形のそろったシーブを造れそう。しかも金属ワッシャーより軽くなるわ。まあ素敵♪。
ということで、試しに買ってきました。外径8mmと10mmの2種類です。8mmの方は「約20個入り」て書いてあります。約って...。

中身はこんな感じ。8mmの方はちゃんと20個ありました。よかったよかった。内径が3mmと4mmなので、偏心しないよう気をつけて貼り合わせましょうそうしましょう。また、透明なのでスカイブルーに塗る必要がありますね。100均一でスカイブルーのマジックも買いましょうそうしましょう。

んで、これを重ねていけばいいんですが、問題がひとつ。例えば8mm幅の場所にシーブ4枚を入れ込む必要があるんですが、ワッシャー1枚の厚みが0.8mmなので、3枚一組で普通にシーブを組み立てると厚みがオーバーしてしまうのです。オーマイガ。
なので、2枚一組を重ねる形にして厚みを抑えようと考えてます。この方法だと全体を接着せねばらなんため、ワイヤーの滑りが悪くなるかもですが、見栄え優先で。実際造ってみて滑りがあまりにもアレな場合は、3枚一組で普通に造る代わりに、シーブの数を減らすことにしましょう。

「「バルス!!」」「ブ、ブームが〜、ブームがぁ〜〜!!」

シリンダを付けてみたところ、なんとブーム先端部の重さで付け根がモロリンとモゲてしまうことが判明しました。ピストン先端がシーソーの支点になっちゃってます。グイーンとなってグワーンのドッギャーンのポテです。せっかく切り欠きを造ってワンタッチ脱着できるようにしたのに。

こうなったら実機と同様に旋回体フレームにブームピンを横から差し込む構造にするしかありません。ひょっとして、最初からそうしとけば良かったの?ねえ、そうなの?

ちうことで、旋回体のフレーム全体を造り直しました。実は前のヤツはちょっと歪みも出てたので、造り直して結果オーライですわい。ふぉっふぉっふぉ。右が新フレームです。ブームピンと、ついでにドラムピンも横から差し込めるようにしました。

ブーム付け根もピンが横から入る構造に変更。ここは造り直しが大変なので、切り欠きをふさいだのみです。「NOT手抜き、YESエコ」です。本番ではちゃんと造り直しますぞえ#アタリマエ。

旋回体をキャリアに固定してないので手で押さえてますが、これでどんな角度でもブームはモゲません。ブーム伸ばすと先端部がかなり重くなり、ブーム付け根にはテコの原理で「吊り荷+ブームの重さ」の大体3.5倍の上向きの力が加わるんですが、大丈夫。英語でゆうと「ビッグ・ストロング」。おフランス語でゆうと「ダジョブ〜ン」。「ブ~ン」のとこがアクセントざんす。

こんな下らんネタばっか考えてるせいか、どのような仕組みにするか実は現在も未定のものがあるんでつ。以下の5つでつ。

・アウトリガの弓なり防止とジャッキアップの方法
・オペキャブの右シフトの固定方法
・ヘッドとフックに付くシーブの材質と製作方法
・ワイヤードラムの固定方法
・カウンタウエイトの固定方法

これらをクリアしないと「正直者には見えます看板」が登場してしまうので、毎日ウンウンうなりつつ考えてます。一応それぞれに「こうやったらイケルんじゃないかな?」という構想はあるんで、逐次やってみたいと思います。
...と言いつつ、密かに看板造ってたりして..#オイ。

前回検討した内容に基づき、いざシリンダの製作です。

前回考えた3つの案の内、B案とC案で使ってる長いボルト(100mm x Φ3)は長さが特殊?なため、一般のホームセンターでは扱ってないことが判明しちゃいました。ぐは。通販なら入手可能のようですが、送料を合わせると1カツ丼(=800円)ぐらいになっちゃうらしいス。
なななんやと~、そんなにかかるなら、その金でカツ丼食っちまうわい。ということで、詰め物をするA案で行くことにします。

ピストン(上)とシリンダ(下)。それぞれ3本ずつを横桁で連結しています。横桁には内側に金属スペーサーを入れてあります。
ちとわかりにくいですが、シリンダの中央はスライスして穴を空けてあります。

組み合わせるとこんな感じ。なかなか丈夫です。左側のクサビ形のパーツはブームのピストン受けです。

ピストン受けをブームに接着。このピストン受けにピストン本体の先端部をかみ合わせて自立するように工夫してます。

こちらは旋回体のシリンダ受け。紙を4枚重ねて切り抜き、厚みのあるパーツを作ってます。写真ではマトモですが、実物は断面がガタガタ。オーマイガ。造り方を要再検討ですな。~。

キモとなる詰め物パーツ、単なる3角柱ではございますが、1cmから8cmまで、幅広く取り揃えてございます。複数を組み合わせることで7cmとかもOKでありんす。

そしていざ、ブーム起立!礼!着席!!
いいですね~、ついにここまで来ました。シリンダは実機同様に脱着できます。シリンダ根元とピストン先端はどちらもパーツ同士がかみ合ってるだけなので、脱着はワンタッチ。なので詰め物をスムーズに入れ替えることができますです。

知欠ジョーは悩んでおりました。
明日の昼飯をカツ丼にするかトンカツ定食にするかについて
ではなく、ブーム起伏シリンダの仕組みをどうするかについて。

AR-5500Mの起伏シリンダはお得な3本セットになってまして、外側のシリンダがΦ8、内側のピストンがΦ7で、起伏時のストロークが76mmになります。このシリンダの伸縮を固定する仕組みをどうするのか、非常に悩ましいのであります。

部屋の中をほじくり返したらこんなミニ三脚が出てきまして。うを!これそのまま使えるんじゃね?とヨロコビの舞を踊りましたが、ちと太すぎでつなげられないですわ。

しからば、ペパクラで実現する仕組みを自作するしかないということで考えたのが、シリンダの中に詰め物をするA案。kibriのAMK-1000が同じ形式になってますね。
詰め物取るときに模型ひっくり返してトントンしても出てこね~と大騒ぎになるとイカンので、シリンダを半分にスライスして詰め物を簡単に抜き差しできるようにします。詰め物のサイズによって伸縮が何段階かに制限されちゃうのが欠点。
ちなみにギミックは真ん中のシリンダだけにして、両側は見栄え優先のギミックなしでと考えてます。

さらに考えたB案。シリンダ内に長いボルト(長ネジ)を仕込み、そこに入れたナットの位置で伸縮を調整します。
ピストンの底には中にボルトが入り込むように穴を空けておきます。ボルトとナットは直径3mmのM3規格がサイズ的に良さそうです。

さらにさらに考えたのC案。B案だと伸縮時に地道にナットを回さんとイカンくて大変そうなので、ナットの代わりにクリップを。この形のはダブルクリップって言うらしいですわよ奥様。
クリップの位置で伸縮変更はワンタッチですが、起伏角度が小さいときはクリップとブームが干渉しそう。

イロイロ考えたものの、どれも一長一短ですな~。素材が金属ならイモネジで横から固定とかできるんかもですが、金属加工できる腕もなし。
フェスティバル当日に「正直者にはブーム起伏が見えます」という札だけだったりしても...#しつこい。


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