LIEBHERR LR1750 MAMMOET

フックの組付けです。
案の定、難関が待ち受けておりました。



メインフック搬入。

堂々の600トンフックです。
右からフック本体、シーブブロック×2、
ウエイト×2です。

フックを組むとこうなります。

10枚シーブ×2の構成。実機は11枚×2です。めちゃカックイイんですが、ワイヤー地獄の匂いがプンプンしますです。むむ〜。

いざワイヤリング開始。

メインフックには第1、第2ドラムのワイヤーを使います。
ワイヤーが絡む最大の原因である「ゆるみ」を極力さけるために洗濯バサミでワイヤーを吊ったりと、いろんな工夫をしながらワイヤーと格闘しております。

……2時間後。

いろんな工夫をしたけどワイヤーが絡みまくって モ〜ダメ。しょうがないからふて寝だ。ああっ、模型を部屋の真ん中に持ってきたから ふて寝するスペースが無いっ!な、なんというワナ、恐るべき強制ワイヤー地獄!!

だいたいこの横棒が微妙な位置にあって、一度ワイヤーが外れるとピンセット等を使っても修復がとっても難しいのです。

で、ここをグリグリやって直す → ワイヤーがちょっと緩む → 他が外れる → 他を直す → ここが外れる の無限ループ。
つかれたよ〜ねむいよ〜はらへったよ〜。

…さらに1時間後。

すんません、10シーブ分のワイヤリングあきらめました。中央の6シーブだけを使います。両側の4枚のシーブはスペアということで。どうかひとつ。

さらにさらに1時間後。

もう一方のほうも張り終わりました。これでやっとふて寝ができます。ホッと胸をなで下ろしながら夜食の麦チョコをついばむ私でありました。

張り終わったヨロコビとともにメインブームを前方から。

ファイト一発のポーズです。重厚なフックに赤黒のダイナミックなブーム。いいですね〜。
を、ワイヤーもちょうどいい具合にボケて、まるで20枚全部にワイヤーを通したように。ね。#ね。じゃねぇ!

メインフックが一段落して、ようやくラフィングの搬入。

こうやって積み荷としても赤黒ラチスは絵になりますです。

ラフィング組み立て。

全長98cm(49m)。2本あるマストは長い方で36cm(18m)。

ラフィングを組んで「への字」のところを撮りたかったんですが、部屋の中ではカメラの画角に全体が入りきりませんでした(汗。

メインブーム上の第6ドラムからのワイヤーでラフィング先端に300トンフックを付けます。メインフックと同じ形で、シーブブロックが1組という形体です。全シーブへのワイヤリングに再度挑みましたが、2時間やってまた挫折しました。しくしく。

むむっ、フックの言い訳だけで
1ページ使ってしまいました。
全体像はパート5で。


さすが600トンフック+300トンフック、
ワイヤー地獄にも気合いが入っておりました。
あなおそろしや。