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それは二年前のMTFさんからの電話から始まりました。
「知欠ジョーよ、私はMTFスペシャルを計画しておる。
ついては実車のミラーを計測して、 模型化に必要なCADデータをつくるのだ。」
ジョー「命令のままに。ふぃ〜ん、ふぃ〜ん。」
ということで、FHの実車をお持ちの鹿児島県霧島市の
松尾運送さんに脚立持参でお邪魔しました。
そしてミラーを中心に写真撮りまくり&寸法測りまくり。
![](0102.jpg)
このノートと写真を元にして、3次元のCADデータを造ります。
このCADデータはリファレンスと言って、製作したミラーパーツの寸法チェックに使われます。
いざCADデータ製作。
MTFさんから頂いた2面図(グレー部)を読み込み、
まずは土台となるキャブのデータ(オレンジ)を造ります。
そして左右のミラーデータを製作。
左ミラーは3面あるしステーは複雑だしで大変でした。
また写真ベースだとどうしても誤差が出てしまい、
その合わせ込みにも時間がかかりました。
お脳が割れるかと思いました。
また、特殊車両を示す▽マークと
ナンバープレート枠のCADデータも造りました。
このような経緯を経てついに模型のサンプルが完成し、
MTFさんから送っていただいたのでした。
![](0106.jpg)
箱です。
窓のとこにもスポンジが入ってましたので、外して撮影してます。
箱から出して、前の方から。
全長14cm(実車で7.0m)。Teknoの模型をベースに、
キャブ周りは以下のようなアレンジが入っています。
・右ハンドル化
・専用カラー「レッド」
・ローキャブ仕様
・国内仕様ミラー
・ナンバープレート
・回転灯 など
後ろから。
後方は以下のようなアレンジが入っています。
・フラットデッキ
・ブレーキホース追加
・2軸目泥よけ追加
・サイドエアタンク追加
・バッテリーボックスのステップ削除
・特殊車両マーク など
かなり色んな箇所にアレンジが施されてますね。
アレンジ箇所と付属品の製作はMTFさんの指示をもとに
Teknoが行っています。
![](0109.jpg)
左上から、
・右ミラー
・左ミラー1(本体)
・左ミラー2(ステー)
・アンダーミラー
・アンテナ×2
・ナンバープレート×2
左ミラーは豪華な2パーツ構成です。
いつもは付属品を付けない知欠ジョーですが、
今回ばかりは付けない訳にはいけません。
Teknoは付属品ははめ込みではなく接着との事なので、
全付属品を接着しました。
やはりミラーが目を引きますね〜。
後方からも再度。
後ろ側の付属品はナンバープレートのみですが、
サイドバンパーまたはサイドスポイラー付きのバージョンも
後日販売予定とのことです。
また、架装部分(道具箱や増設燃料タンク、鳥居等)の
製作も予定されています。
左ミラーのアップ。
複雑な構成のミラーがいい感じに再現されてます。
左ミラー2(ステー)のパーツは向きに悩みますが、
一番長い直線の棒が下向きに伸びるように取り付けます。
さあ、ググッとねぶっときましょう。
ローアングルからだと迫力ありますね〜。
エアブレーキをプシプシ言わせながら迫ってきそうです。
後ろからもねぶりましょう。
こちらは重厚な感じが引き立ちますね。
▽マークとナンバープレートもいい感じ。
さて、お仕事です。
ここはやはり16輪トレーラーと合わせずにはおれんですね。
いい感じですね〜。赤の色味は若干違うそうですが違いは気になりません。
後方からも。
あ、ブレーキホースつなぐの忘れた(汗。
これだとトレーラー側のブレーキが効きませんので、
十分に注意しましょう。
右サイドから。
日本仕様だと正に「日本のトレーラー」ですね。
実際に道路を走ってる姿そのものです。
再度後方から。
こちらもローアングルいいですね〜。
我がペパクラ16輪と。
こちらもいい感じ。
このトラクタとつなぐ事で、ペパクラも高級感が増してるような。
お約束。
「お前が載ったら誰が引っ張るんじゃ〜シリーズ」です。
#これシリーズだったんかよ。