Volvo FH 日本仕様

モデルトラックファクトリーさんによる Volvo FHの日本仕様、
「MTFスペシャル(勝手に命名)」をご紹介します。
モデル化はTekno社です。
※この模型は販売に先駆けた先行サンプルです。

さて、なぜこの先行サンプルが私のところに。べんべん。
それは二年前のMTFさんからの電話から始まりました。
「知欠ジョーよ、私はMTFスペシャルを計画しておる。
ついては実車のミラーを計測して、 模型化に必要なCADデータをつくるのだ。」
ジョー「命令のままに。ふぃ〜ん、ふぃ〜ん。」


ということで、FHの実車をお持ちの鹿児島県霧島市の
松尾運送さんに脚立持参でお邪魔しました。
そしてミラーを中心に写真撮りまくり&寸法測りまくり。

その時のノート。怪しげですね〜。

このノートと写真を元にして、3次元のCADデータを造ります。
このCADデータはリファレンスと言って、製作したミラーパーツの寸法チェックに使われます。


いざCADデータ製作。

MTFさんから頂いた2面図(グレー部)を読み込み、
まずは土台となるキャブのデータ(オレンジ)を造ります。


そして左右のミラーデータを製作。

左ミラーは3面あるしステーは複雑だしで大変でした。
また写真ベースだとどうしても誤差が出てしまい、
その合わせ込みにも時間がかかりました。
お脳が割れるかと思いました。


また、特殊車両を示す▽マークと
ナンバープレート枠のCADデータも造りました。

このような経緯を経てついに模型のサンプルが完成し、
MTFさんから送っていただいたのでした。

さて、前置きが終わりまして、いよいよ模型のご紹介です。

箱です。
窓のとこにもスポンジが入ってましたので、外して撮影してます。


箱から出して、前の方から。

全長14cm(実車で7.0m)。Teknoの模型をベースに、
キャブ周りは以下のようなアレンジが入っています。
・右ハンドル化
・専用カラー「レッド」
・ローキャブ仕様
・国内仕様ミラー
・ナンバープレート
・回転灯 など


後ろから。

後方は以下のようなアレンジが入っています。
・フラットデッキ
・ブレーキホース追加
・2軸目泥よけ追加
・サイドエアタンク追加
・バッテリーボックスのステップ削除
・特殊車両マーク など

かなり色んな箇所にアレンジが施されてますね。
アレンジ箇所と付属品の製作はMTFさんの指示をもとに
Teknoが行っています。

付属品。

左上から、
・右ミラー
・左ミラー1(本体)
・左ミラー2(ステー)
・アンダーミラー
・アンテナ×2
・ナンバープレート×2

左ミラーは豪華な2パーツ構成です。


いつもは付属品を付けない知欠ジョーですが、
今回ばかりは付けない訳にはいけません。

Teknoは付属品ははめ込みではなく接着との事なので、
全付属品を接着しました。
やはりミラーが目を引きますね〜。


後方からも再度。

後ろ側の付属品はナンバープレートのみですが、
サイドバンパーまたはサイドスポイラー付きのバージョンも
後日販売予定とのことです。
また、架装部分(道具箱や増設燃料タンク、鳥居等)の
製作も予定されています。


左ミラーのアップ。

複雑な構成のミラーがいい感じに再現されてます。
左ミラー2(ステー)のパーツは向きに悩みますが、
一番長い直線の棒が下向きに伸びるように取り付けます。


さあ、ググッとねぶっときましょう。

ローアングルからだと迫力ありますね〜。
エアブレーキをプシプシ言わせながら迫ってきそうです。


後ろからもねぶりましょう。

こちらは重厚な感じが引き立ちますね。
▽マークとナンバープレートもいい感じ。


さて、お仕事です。

ここはやはり16輪トレーラーと合わせずにはおれんですね。
いい感じですね〜。赤の色味は若干違うそうですが違いは気になりません。


後方からも。

あ、ブレーキホースつなぐの忘れた(汗。
これだとトレーラー側のブレーキが効きませんので、
十分に注意しましょう。


右サイドから。

日本仕様だと正に「日本のトレーラー」ですね。
実際に道路を走ってる姿そのものです。


再度後方から。

こちらもローアングルいいですね〜。


我がペパクラ16輪と。

こちらもいい感じ。
このトラクタとつなぐ事で、ペパクラも高級感が増してるような。


お約束。

「お前が載ったら誰が引っ張るんじゃ〜シリーズ」です。
#これシリーズだったんかよ。


ミラーだけでなく細部にまでアレンジが加わった
日本仕様のVolvo FHが手に入るのは
モデルトラックファクトリーさんだけ!
気になる方はぜひMTFさんにお問い合わせください。