MEMMOET MSG-50

建機CG第3弾は、MAMMOET社の超大型クレーン MSG-50です。


MSG-50は主に港湾作業やプラントの組み立てに使われるガントリークレーンで、
最大吊り下げ能力は4000トンになります。

この機種もモデル化されておらず、資料を集めて作成しました。
細部が実機と異なる所は、そうです、「良きにはからえ」です。


ところで MSGと言えば上のどちらかだと思ってました。
右は最近見ませんねぇ。まだ作ってるのかな?
そう言えば左のMSGは...


...本題に戻ります。

正面から。非常にインパクトのある形です。
地面には直径24mのリングが敷かれ、その上に本体が載っています。
メインブームはAの字をしており、後ろからデリックブームで引っ張る形です。
本体全体がリングの上でグリングリン回ります。


サイドからの全体像。ブーム長は約70mです。
シャープな造形がカックイイですねぇ。
今回はコンビナートプラントに設置という設定で、
オイルタンクなども背景に置いてみました。どでしょか?


サイドから。中央の MAMMOETコンテナの隣に人影君が居ます。
本体の大きさをわかっていただけると思います。
実はこのクレーンは組み立て式で、各パーツは船舶用の 20フィートコンテナと同じサイズです。
つまり分解して船に積めば移動させることができると。日本に来てくれないかなぁ。
カウンタウエイトはコンテナを積み上げてそのまま使ってます。
んー、コストパフォーマンス高そうですね。

 
更にアップ。MAMMOETがこのクレーンを入手した直後のカラーリングのため
本体には 前の持ち主だった StoTra社のネームが残ったまま、
機種名も "SSG(StoTra Sliding Gantory)" のままです。
この後 MAMMOETカラー(中央のコンテナと同じくグレー+黄色。地味。)に
塗り替えられたのですが、最近 MAMMOETが van SEUMERENグループになったとかで
MAMMOETカラーも赤に変更になり、この赤+白に戻ったようです。
あ〜、ややこしい。


このアングルはなかなか気に入っています。
ほぼ人の目線からの画像になります。
各部の構成がよくわかります。


上から。地上約70mからです。
ワイヤー部がへんてこりんな形をしてますね。
詳しくは次のパートでご説明予定です。


出ました、恒例の運転席視点です。
このアングルで見えると言うことは...
そう、グレーの MAMMOETコンテナが運転席なんです。
正確には制御用コンピュータが入ってます。
実際にはここからだと台座が邪魔で前が見えないので、
本体の近くからのラジコンによる操作になるようです。


簡単な形かなと作り始めたこのモデルですが、
思ったより時間がかかり、ようやくの公開になりました。
コイツも是非実機を見てみたいものですねぇ。