2019年のアーカイブ

さてさて、3Dプリントで製作を開始したマルチトレーラー。その組み上げの様子をこのBlogで順次ご紹介していきますです。

我が家にブツが到着〜。
今回は海外の業者さんに出力を依頼してまして、なんとMAMMOETの本拠地でもあるオランダで製作されてはるばる飛行機で運ばれてきましたです。
途中ドイツやら中国やら、いろんなところを経由したみたいです。マイレージ申し込んでたらめっちゃ貯まったんとちゃうか?

♪箱の中身はなんだろな。
プチプチとジッパーに小分けされたパーツが現れます。
あわよくば箱の中にオランダ名物の木靴とかMAMMOETグッズがまぎれてないかと期待しましたが、特に何もありませんでした。

パーツは製造過程でオイルに漬けられるため、触ると手がベタベタになるほどオイルまみれになってます。もこみちも真っ青。なので必殺熱湯地獄の刑に処しましてオイル抜きをします。100℃の熱湯+洗剤にパーツを漬け込んで冷めるまで置きます。うりゃうりゃ。
超音波洗浄機があればさらに効率よくオイル抜きが出来るそうです。誰か買ってください。

オイル抜きと乾燥が終わったパーツ。
素材が半透明なので細部がまだよくわからんものの、見た感じ出力具合は良好なようです。
この素材(アクリル)はパーツの歪みが起こりがちで心配してたんですが、幸い大きな歪みはありませんでした。

順にパーツをご紹介します。
まずはグースネック(の裏側)。
各部の直線がきちっと出てます。強度優先のために実機とは構造を少し変えてあります。

フロア。
2パーツ構成で伸縮を再現します。外側パーツは4本あるビームを一体成形にしました。内側パーツにはランナーを設けて小パーツを並べています。

手前がサス、その奥がフロアサイドのフックの列、さらに奥がホイールです。
サスが最も細かい造形でして、これもいい感じで出力されてるようです。ちなみに今回はステアの再現が難しそうだったのでステアなしとしています。あしからずご了承くださいませ。

後部フレーム。
他と背景が違いますが気にしてはいけません。3軸モジュール×2の構成です。これも魚の骨っぽい構造がきちんと出力されています。

だがしかし。
このパーツはオイル抜きがなかなか出来なくて大変でした。熱湯地獄に3回も入ってもらったのに、裏面のオイルがシミのように透けています。この後ハンドソープや洗顔料まで出して格闘しましたが、完全には取れませんでした。ぐは。

なんとかオイル抜きを終えたことにしまして、これからサフを吹いて細部の状態確認をし、表面処理を行っていきます。

超久々にして突然の更新、CGページにてマルチトレーラーを公開しました。


以前特別見学会で5軸の実機を見てから造りたいな〜と思い、ずっと試行錯誤していた機種です。


この度ようやく公開の運びとなりました。

なんと2年ぶりの更新。
サイトの更新方法も忘れていて焦りましたが、なんとかなりました。
よかったよかった。


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