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ブームに引き続いて車体の製作です。ランナーから切り出して洗浄中のメインパーツと車軸パーツ。車体は全長178mm(実機で6.25m)になります。

梅雨の合間を縫って塗装してメインパーツの組み立て。前後に計8個あるグレーの◎型のパーツは差し替え式のアウトリガを受けるポリキャップです。

塗装したらどうも青の色が濃い(暗い)。無塗装のランナーと比べるとこの差。ちゃんと指定色の Mr.カラーNo.6ブルー を使ったんですがね。しょうがないのでこのまま行きます。なあに、いざとなったら画像処理で(ひとり言)。

タイヤとホイール。タイヤはゴム製で外径28mm(1m)。トレッドもいい感じです。ホイールは16mm(22.5インチ)。

ぎえええ!サスパーツのはめ込みが固くてグリグリやってたら、リンクパーツがポッキリと。裏面だからと合わせ目消しをテキトーにした報いか?
おい俺の筋肉、ふて寝するのかい、しないのかい、どっちなんだい!?
す~~~る!

皆様、大変長らくお待たせ致しました。昨年10月に買ったラスボス、ハセガワから出てるタダノのクレーンGR-130をついに製作開始です。

ワタクシはこの日のために、振動ローラーホイルローダーを組み立てることでプラモ組立てのスキルと腹筋を鍛えてきました。
見てくださーい、この鍛え上げられた腹筋。シックスパックを超えた18パックですよ。もう怖いものなし。怖いのはふて寝だけ。

全パーツ。総パーツ数296。きょえ~。白と青は思ったより少なめで、黒いパーツが全体の2/3ぐらいありますね。
でもって、このモデルの一番の鬼門はブームだそうで、これがウンバボになると全体がウンバボになっちゃいますからね。最初にケリをつけねばです#ウンバボって何?

てなことで、説明書の順番を思いきり無視して18番のブームの組み立て1からスタート。右側に「塗装しないでください」の文字が。それほどにパーツの合いがキツキツのピチピチなんだそうで。まるでオカマジョーの網タイツのごとしです。

いざ、6段ブームの組み立て開始。各段はこのように2パーツ構成で、L字断面なので接着しても合わせ目が出ないようになってます。これはナイス。先端の6段目のみは長方形断面の1パーツです。

ここで私はふと思いました。各段の2パーツをしっかり接着しちゃうからキツキツになるのではと。なので先端と後端のみを接着してみました。このように中間部は力を加えると隙間が空きます。
すると、なんということでしょう。各段の伸縮がちょうどいい感じにスムーズに。ふははは、ワタクシの勝利です。

接着した2段目~6段目。塗装してはイカンとのことですが、ウェルドラインと言う成型時のプラの流れがモワモワンと全体に出ていて、プラッチック感まるだしです。さすがにこれは何とかしたい。

ということで、400番と800番の紙やすりで全体を磨きました。これだけでもウェルドラインがかなり消えています。

さらに艶消しクリアを全体に薄くスプレー。このようにナイスな見栄えになりました。
伸縮を繰り返すと多少クリアが擦れてしまうでしょうが、それはそれで実機っぽくなってさらにナイスかもしれません。

組みあがった6段。先端のヘッドは青塗装です。この縮めた状態で全長17cm(実機で6m)です。
ダイキャストのクレーン模型と違い、組んだ後では各段を外せなくなるので、組み立て手順に注意しましょう。

うりゃ、全段伸長するとなんと75cm(26m)。30cm定規(箱根のお土産)が小さく見えます。背中のかゆいところもかき放題。

箱根のお土産と言えば実は10年ほど前に箱根旅行をしましてですね、ロープウェイの駅にあったのがこれです、車輪地獄!ゴンドラを180度転回するための装置です。車輪自体は位置固定で、ゴンドラを順送りします。奥の直線部も含めて100輪以上ありますゾ。うひょ~。

ほ~れほれ、全国の車輪フェチが泣いて喜ぶアップ。ソソりますね~。いいですね~。ご飯何杯でもお替りできますね~。
最近車輪が足りないわ~という方はぜひ箱根へ。名物のくろたまごもおいちいよ。

ということで、最大の難所であるブームをウンバボにならずに攻略できました。このまま一気に突き進みたいところですが、梅雨に入っちゃって塗装ができないのでボチボチ進めます。ボチボチお付き合いください。


HITACHI ZW100-6を公開しました。HITACHI ZC50Cに続く2台目の日立建機のプラモです。

今回の製作では、どんな作業にどのくらいの時間がかかるのか作業ログを取ってみました。作業内容を以下の5つに分類しています。
・前処理:押し出しピン消しなど
・塗装:サフスプレーと本塗装スプレー
・組立:パーツ切り出し、ゲート処理、接着
・デカール:デカール貼
・仕上げ:最終組立とクリアスプレー

ほんでもってこれらの作業時間の比率がこれ。
一番時間がかかったのはやっぱり塗装ですね。プラの成型色がオレンジやグレーに分けてあるので、塗装を省略すれば前処理も要らなくなって作業時間が半分に。
さらにデカールも要らん!とすれば1/3に。通常の3倍の速さで完成できるわけです。

とは言え、次のタダノクレーンも塗装やデカールをしっかりやります。今回のログの結果を時間配分に生かしましょう、そうしましょう。

キャブの組み立ての続きです。
内装のパーツを切り出して塗装を施します。なかなかに細かいパーツがあちこちに。大変です。

デカールを貼って組付け。デカールも細かかったですよ。
ウインドウパーツも含めて20個以上のパーツをギュッとします。後々パーツが外れちゃったりしたときのリカバリー用に、天井パーツは接着しないでおこうかな。

ライト類の塗り分け。右下のウインカーのパーツを塗るときに押さえてたピンセットが弾かれて、パーツがひとつ音もなくゲヒョ~ンと飛んでってしまいました#音しとるがな。
うぎゃ~!た、大変だ!!部屋の中を1時間ぐらいあちこち探しましたが見つからず。しくしく。これはもうふて寝の準備をせねば。

布団を敷きながらふと左手に違和感を覚えた私。明日の先発はどうしようかと無駄な心配をしながら左手を見てみると...おった!こ、こんなところにくっついとった。
いや~、なんというレアなプレイ。結果的にふて寝を回避です。よかったよかった。

ということで最終の組み上げです。ようやくここまで来ました。これ以上ふて寝の原因が発生しませんように。

車体の後部フレームを塗装。左端のパーツは前後のフレームをリンクするパーツ。つまりくびれの元ですね。これは7個のパーツを組み合わせるんですが、のりしろというか接着しろが小さく、パーツが取れやすくて難儀しました。力が加わる所なのでガッツリ接着です。

細かい部分を塗り分けて合体。右端に出てるのは動力パイプです。その左の格子状のところは墨入れしました。

こちらはエンジン。ジャーマングレーに塗ってボルトに銀ポチを。黒に銀は映えますね~。いい感じです。

後端にあるラジエターは塗り分けでシルバーをスプレー。なんかシルバーがはみ出してますが、右にあるグリルがかぶさってラジエターは見えにくくなるのでこれでヨシ!

エンジン組上げ。ほらラジエターあんま見えない。下部分も後部バンパーで隠れます。
リアライトや黄色い注意書きのデカールも貼って、さらにいい感じ。

さて、難関であるキャブにいざ着手。その窓枠はフチに黒いデカールを貼るようになってます。事前情報によるとこのデカールが大変なんだとか。あな恐ろしや。

まずはリアウインドウ。うわ、ほんとに大変だ。デカールはパーツの裏側に貼ります。んでパーツにあるデカールと同じ形のモールドは表側にあります。なんでじゃろ。

最難関はこのサイドウインドウ。デカールはフチだけあって真ん中は抜けてまして、とってもヨレやすいです。しかもクリアパーツとデカールのサイズが微妙に合ってないです。

1時間かけて何とか貼りました。でも逆側のサイドウインドウもあるんですわ。大変ですわ。

うまくいったと思って表側から見たらこんな感じ。ぐは。デカールがちゃんと密着してないのか、あちこちが白っぽく光っちゃってます。デカールがないパーツの小口も光っちゃってます。
結局このあと塗装で全体をレタッチしました。最初から塗装した方が仕上がりも綺麗で良さそうです。

前回ふて寝の原因となった塗装剥がれは何とか修復しました。
一時はどうなることかと思いましたが、これで今夜はぐっすりです(結局寝る)。

バケット&アームと合体。いいですね~。重厚感あふれてるではないですか。
もうこれで完成ってことでどですか?だめ?

だめなようなので塗装します。うりゃうりゃ。
んでこの部分は可動なので、先にデカールを貼ってクリアコートまでしてから組み上げるのが良さそうです。

こちらがデカール。ZC50Cのデカールに負けず劣らず細かいです。しかも34種から61種へと1.8倍に大増量。まるで決算大謝恩セール。うひぃ。

デカール貼りました。1ヶ所ちょっと場所を間違えちゃったんですが、やり直そうにもどうやっても剥がせなかったんで、もうこれでヨシ!

んでこちらがシリンダ。実物のシリンダってクロームメッキでギラギラ輝いとるですよね。よせばいいのにそれに何とか近づけたくなりましてですね。とは言えエアブラシまではアレなので、マーカーペンとスプレーでいろいろとテストしてみました。

①ガンダムマーカーのシャインシルバー:一番ギラギラとはしてるんですが、銀ラメの粒々感が強くてNG。
②ガンダムマーカーのメッキシルバー:Youtubeでは絶賛されてますが、これも粒々感あり。
③100均のシルバーのペン:意外といい感じ。若干白っぽくなってギラギラは弱目。
④タミヤスプレーのメタルシルバー:試した中では一番イメージに近い。
ということで④を採用でございます。

シルバーてのは塗膜が弱いそうで、シリンダの動きで剥がれるのが心配。なのでこちらのガラスコートを塗り塗り。これはスマホや車のパーツにも使えるもので、乾燥に数日かかっちゃいますが溶剤が入ってないので塗装を傷めないのだとか。

ど~ですかお客さん。このショウルームなみの輝き。背景の水色ラインもバッチリ反射してますね。
流石にメッキとまではいかないですが、自分的には満足です。

ここまでのパーツを組み上げ。ホイルローダーの核となる部分が組み上がりました。いい感じだぜ~。
もうこれで完成ってことでどですか?だめ?(2回目)

押し出しピン跡にパテを盛って削って再度サフ。うまく消せました。組んだら見えなくなるところは処理なしです。

組説はまずキャブの組み立てからとなってるんですが、キャブは難しそうなので思いきり後回し!前部フレームから開始です。
これらのパーツを箱組します。組んだら奥が塗装できなくなりそうなので、オレンジ塗装してから組みます。

オレンジを塗装したらボルトをシルバー塗装。実機もシルバーになってます。画像はちょいピンボケですな。シルバーが入ると精密度が上がるのでお気に入りです。キラ~ン。

こちらは車軸のパーツ。黒にシルバーは一段と映えますね。細かいボルトの頭にチョコンと塗るので緊張します。

箱組完成。基本は平たい板の組み合わせなので、ある程度組み上がるまではパーツどうしがグラグラしちゃって組みにくかったですが、完成するとしっかりします。

後ろの方から。なかなか不思議な形。下の方は接着剤がはみ出して汚くなっちゃいました。でもこのあと左右からカバーパーツが付いて見えなくなるので問題なし。

そのカバーパーツに一体成型されてるヘッドライトステーの付け根は黒色なので、マスキングして黒をスプレーします。

ぐわっ!マスキングの隙間から黒が漏れたので薄め液で拭き取ったらオレンジまでもが。
くっ、ま、まだふて寝には早い。耐えるんだ。だがしかし......うっ......Zzz(オコサナイデクダサイ)。

振動ローラーHITACHI ZC50Cをなんとか作り終えた私は思いました。製作に2ヵ月もかかった上にふて寝2回という ていたらく。このままラスボスのTADANO GR-130NLに進んでいいものかと、いや、進めるのかと。

箱のサイズを比べてみると、縦横は同じ寸法ですが厚みが倍以上。これではラスボスとチュートリアルのボスほどの差があるではないですか。

そこで登場。こちらのホイルローダーHITACHI ZW100-6です。振動ローラーより大型のモデルでキャブもあるから、よりGR-130NLに近いとも言えます。オレンジ色の模型が振動ローラーだけでは寂しいですし、同じHITACHIをもう一台作るぐらいがちょうど良いでしょう。ね。

ほら、箱の厚みもこんな感じ。これならば中ボスぐらいの実力は十分に持っているはず。よ~し、期待しておるぞ(何を?)
てなことで、いざこれを組み立てるのじゃ~。

パーツ全体像。パーツ総数189点だそうです。
ちなみにGR-130NLは296点、振動ローラーは93点。ほら、ちょうど中間。

オレンジのランナーの一つを拡大。右下にバケットのパーツがありますね~。これだけでもソソります。

表面の確認や透け防止やらのために、オレンジのランナーにサフをスプレー。ちなみに他の色のランナーにはサフなし。手抜き。

むむ、後部フレームのパーツにいわゆるヒケが。パーツ全体に入ってるし、モールドがあって処理が面倒そう。これは.....組んだら後輪タイヤで隠れるから処理しなくてヨシ!

一方でこちらはバケットアーム。押し出しピン跡があちこちにあります。これは組んだ後もバッチリ見えちゃうので、なんとかしないと。

ということで、見えちゃうパーツを先に切り出してパテ盛り。これでピン跡をなかったことにするのじゃ~。うまく消せるかしら。

ということで始まってしまったホイルローダー製作。ボチボチと組んでいきますので、ボチボチとお付き合いください。


HITACHI ZC50Cを公開しました。なんと19年ぶりのプラモ記事更新です。

ハセガワの作例師の方のブログでは全塗装で2日、素組なら1時間もあれば組めるとあったのですが、約2ヵ月かかってなんとか組みあがりました。出来上がってみると小ぶりながら精密でいい感じ。お気に入りのモデルになりました。

今回の一連の作業ではふて寝回数は2回。1回は接着剤ひっくり返しという難易度もへったくれもないところでの事件、2回目はデカールちぎれ事件。へっぽこです。
こんなんで本命であるラスボスのTADANO GR-130NLに進んでいいものか。なんかその前に中ボスぐらいのプラモに挑んでおいたほうがいいのでは。と、ちょっと考え中の今日この頃です。

最終組み立ての開始でございます。
前部ブロックはこんな感じ。ドラムの側面パーツがうまくドラムの中に入ってくれなくて、縁を削ったりと調整に苦労しました。
後部がワッサーなってますが、これは動力パイプです。ザクのアレと同じシステムです。

前部の前部。ドラムはあえてシルバーのスプレーをマダラに吹いてウエザリングのつもり。
建機模型ってプラモ以外も含めてウエザリングされてないのがほとんどなので、この模型もどこまでやるか悩みどころですね。結局ドラム以外はウエザリングなしにしました。

裏面。ワッサー(ワッサー言いたいだけ)。

後部ブロック。写真撮るの忘れて一気に組んじゃいました。シートが幅広ですね。たぶん上からマシンの側面を見つつ作業するために左右の端にも座ったりするんですかな。

いざ合体。動力パイプは2組に分けて中に入れ込みます。ワッサーならないように束ねました。
合体は丸い凸凹1ヶ所で接合するだけなので、左右や上下にねじれないよう注意が必要です。

無事合体完了!あとはこの小物パーツを付ければ見事完成でございます。

オペレーターとしておねぃさんのフィギュアパーツが付いてくるんですが、御覧のとおり未組み立て。
というのもうまく塗装できる気がまったくせんのです。特に5mm角しかない顔なんてクチビルの赤やらなんやらがはみ出してオカマジョーのごとしになって、夜中にギギギギと動き出してウッキャー!となるに違いないので、組まないで封印しとくのです。あな恐ろしや。

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