皆様、大変長らくお待たせ致しました。昨年10月に買ったラスボス、ハセガワから出てるタダノのクレーンGR-130をついに製作開始です。
ワタクシはこの日のために、振動ローラーとホイルローダーを組み立てることでプラモ組立てのスキルと腹筋を鍛えてきました。
見てくださーい、この鍛え上げられた腹筋。シックスパックを超えた18パックですよ。もう怖いものなし。怖いのはふて寝だけ。
全パーツ。総パーツ数296。きょえ~。白と青は思ったより少なめで、黒いパーツが全体の2/3ぐらいありますね。
でもって、このモデルの一番の鬼門はブームだそうで、これがウンバボになると全体がウンバボになっちゃいますからね。最初にケリをつけねばです#ウンバボって何?
てなことで、説明書の順番を思いきり無視して18番のブームの組み立て1からスタート。右側に「塗装しないでください」の文字が。それほどにパーツの合いがキツキツのピチピチなんだそうで。まるでオカマジョーの網タイツのごとしです。
いざ、6段ブームの組み立て開始。各段はこのように2パーツ構成で、L字断面なので接着しても合わせ目が出ないようになってます。これはナイス。先端の6段目のみは長方形断面の1パーツです。
ここで私はふと思いました。各段の2パーツをしっかり接着しちゃうからキツキツになるのではと。なので先端と後端のみを接着してみました。このように中間部は力を加えると隙間が空きます。
すると、なんということでしょう。各段の伸縮がちょうどいい感じにスムーズに。ふははは、ワタクシの勝利です。
接着した2段目~6段目。塗装してはイカンとのことですが、ウェルドラインと言う成型時のプラの流れがモワモワンと全体に出ていて、プラッチック感まるだしです。さすがにこれは何とかしたい。
ということで、400番と800番の紙やすりで全体を磨きました。これだけでもウェルドラインがかなり消えています。
さらに艶消しクリアを全体に薄くスプレー。このようにナイスな見栄えになりました。
伸縮を繰り返すと多少クリアが擦れてしまうでしょうが、それはそれで実機っぽくなってさらにナイスかもしれません。
組みあがった6段。先端のヘッドは青塗装です。この縮めた状態で全長17cm(実機で6m)です。
ダイキャストのクレーン模型と違い、組んだ後では各段を外せなくなるので、組み立て手順に注意しましょう。
うりゃ、全段伸長するとなんと75cm(26m)。30cm定規(箱根のお土産)が小さく見えます。背中のかゆいところもかき放題。
箱根のお土産と言えば実は10年ほど前に箱根旅行をしましてですね、ロープウェイの駅にあったのがこれです、車輪地獄!ゴンドラを180度転回するための装置です。車輪自体は位置固定で、ゴンドラを順送りします。奥の直線部も含めて100輪以上ありますゾ。うひょ~。
ほ~れほれ、全国の車輪フェチが泣いて喜ぶアップ。ソソりますね~。いいですね~。ご飯何杯でもお替りできますね~。
最近車輪が足りないわ~という方はぜひ箱根へ。名物のくろたまごもおいちいよ。
ということで、最大の難所であるブームをウンバボにならずに攻略できました。このまま一気に突き進みたいところですが、梅雨に入っちゃって塗装ができないのでボチボチ進めます。ボチボチお付き合いください。