展示会

このクレーンは船に載ってやってきました。
ラフィングジブや保守部品などを全て含めると
トラック/トレーラー21台分だったそうです。民族大移動ですね。



キャリアの荷台に上がり、ブームに張り付いて真下から。

3本シリンダ、無骨なブーム、ラフィングジブが重なってむちゃくちゃカックイイですね。今回のベストショットです。
もちろんブームはペチペチと叩いてみました。う〜ん、ナイス感触。

ブーム横から。

ラフィングの起伏は第1ドラム、フック操作は第2ドラムで行っていました。ブーム伸縮時もラフィングの角度は保たれたままスムーズに動作します。

FAUN製キャリアの左サイド。

おベンツV8タ−ボディ−ゼル15000ccのエンジンがうなります。鋭角的なキャブの作りもグッドです。
タイヤの上にある帯状の泥よけはゴム製でかなり薄いです。手で持つとプラプラと動かせます。

トントン、失礼します、ガチャ。

内部は2シーターの左ハンドルです。ギアは前進5段、後進1段のオートマ、座席は上下動も可能です。
フロントガラス中央の縦の線はナニモノかとずっと気になっていましたが、実は天井にロールカーテンが取り付けてあり、それを引き下ろすときのガイドなんですね。疑問解消でスッキリ。

文字通り旋回中の旋回体。

旋回体のエンジンは日産V8ディ−ゼル17000cc。目の前で旋回する姿は大迫力です。最速で1回転にちょうど1分。
キャリア荷台がしなってますね。タイヤの隙間からセンタージャッキも見えます。

キャリアの上から見たオペキャブ。

付け根のリンク機構で外側に1mシフトしています。上方向へのチルトも可能。
まだビニールカバーが掛かっているシートにも座れました。うーん、シアワセ。

コンソールです。
かなりハイテク化されているようですが、操作に関してはシロウトの私。さっぱり分かりませんでした。メインの操作は画面外のシート横にある4本のレバーとペダルで行うそうです。

みんなのあこがれ、運転席視点。

3枚の画像を合成しました。ほぼ真上から正面までが画像に収まっており、ブームからフックまでが見えています。
この状態でフックは約60m先。60m先の吊り荷を手元のレバーで自在に操作する感覚はどんなものなんでしょうね。

横からのカウンタウエイト。

薄い鉄板を積み上げているのだと思っていましたが、大きなブロック毎に溶接してあります。この状態で160トン。

ググッと下からカウンタウエイト。

足かけの穴とハシゴが印象的ですね。さすがにウエイトにはよじ登れませんでしたがペチペチと叩くことは忘れない私でした。

パート3に移動。


うーん、キャリアの上に上れただけでなく、
オペ席にまで座れてしまいました。素晴らしい。