でかいぜ2

鹿児島湾の奥の架橋工事に
寄神建設の「海翔」がやってきました。
その様子をレポートします。


今回は桜島の付け根にバイパスの橋(全長380m)を架ける工事です。
橋は3ブロック構成で、3回に分けて運搬&架設。
今回のレポートは07.08.05に行われた
終点側ブロック(全長63m、1390トン)の運搬作業です。

さて、当日はあいにくカスミが出てましたが、桜島を正面に臨むベストポジションを確保。
ほぼ真東に桜島がそびえます。噴煙ぽいのが豪快にたなびいてますがこれは雲です。ここを右から左(南から北)に海翔が横切るわけです。


ポイントに着くとすでに水平線上に海翔のお姿が。

ゴツイ2本のブームと吊り荷の姿がかすみの向こうに確認できます。
右手前は桜島フェリーです。

んでね〜、カップルがジェットスキーでウロチョロしとるんですわ。
まあなんて うらやましい うっとうしい。
今度は水上スキーまで始めやがりました。
なんて うらやましい うっとうしい。


と、ムカムカしてると海翔が近づいてきました。
すでにフェリー航路を横切ろうかと言うところ。

 
そしたら今度は遊覧船が。

まあなんて(以下略。
ってか、この船に乗ればもっと近くからググッと
見れた訳ですね。しまったですね。


と言ってる間にフェリー航路を通りすぎました。

タグボートの姿もよく確認できますね。
移動速度は時速10〜20km位でしょうか。


この位置が最接近。

距離は1kmぐらいかな。
全高140m、台船長120mの巨体です。
タグボートのエンジン音が
ゴゴゴゴゴあるいはドドドドドと響いてきます。
ジョジョかと思いました。
こんなに離れてても聞こえるとは驚きです。


本体アップ。

ゴツイですね〜。
タグボートは前後に2隻、左右に2隻の構成です。


吊り荷。

上面がカーブしてて実はなかなか複雑なカタチです。
その上にはなんと作業用のラフターが載ってます。うひょ。


ところでなぜ後ろ向きで移動してるんでしょうか。

きっと空力が良いからです#違います。


などとボケてる間に海翔は湾の奥へと。

静かに見送る私でありました。

続きはパート2で。


1年前の吉田号に続く巨大船。
やっぱゴツくてカックイイですね〜。