ETF MT-400

CG第10弾。おドイツETF社 MT-400 mining truckです。
240トンダンプのMT-240から
400トンダンプのMT-400に入れ替えました。
だって7軸の方がカックイイんだも〜ん。



まずは前方左側から。

車輪地獄を備えた、非常に特徴的なカタチのオフロードダンプです。
全長25.7m、全幅7.6m、全高6.9m。
このダンプは現在開発中であり、実機はまだ存在しないそうです。
そのため細部のデザインが時期によって変化してます。


後ろから。

ベッセルはU字型の雨樋タイプ。
長さ16.6m、深さ1.9m。ゴツいリアゲートが付いてます。
積載量400トンとはショートトン(米トン)での規格で、
日本規格では363トンとなります。


前方から。

車体は左右対称型で、キャブは真ん中にあります。
温室のようにガラス面積が大きくて見晴らしがすげ〜いいですね。
フロア高さ2.6m。キャブ上にはでっかい吸気口があります。
エンジンはおベンツのV8、480kW/643HPを何と6台も積んでます。


車輪地獄〜。

7軸28輪の地獄です。
タイヤ直径は普通の車輪地獄が80cmとかのところ、
こちらは2.0m。ホイールは35インチ。でかいです。
4軸目以外の6軸駆動でサスストロークは950mm。
1m近い地面の凸凹でも車体はほとんど揺れません。


ステアの様子。

全軸ステアで数種類のステアモードがありますが、
これは最も回転半径が小さくなるモード。
4軸目以外がステアし、角度は1軸目で54度です。


クルリンパと回転。

最小回転半径は17.15m。水色のタイヤ跡は半径15.5m。
軸重は全軸共通の80トン・1タイヤ20トンで、普通のダンプの1/2〜1/3。
地面に優しいので路肩を崩したりしにくくなってます。


さあ、ググッとねぶりましょう。

空荷時は3,4,7軸目がリフトアクスルになって地面から浮きます。
またパンクしてもその軸だけ上げて走り続ける事ができます。ごいす〜。


さあ、後ろからも。

車体後部にはちっこいですがピントルフックもありますゾ。
ベッセル後端はその車体後部から1.8m後ろに突き出してます。


いざ、エイヤとダンプ。

ダンプ角度は50度。全高は17.3mになります。
ベッセル裏側はとっても複雑で、造るのとっても大変でした。
ダンプ機構も非常に特徴的です。詳しくは次パートにて。


ダンプ姿を後ろから。

ダンプアップの時間は15秒。
リアゲートが高く上がるので、荷離れがスムーズそうです。
他のダンプのような、エンジン排気でベッセルを暖める機構は
付いてないようです。


出ました、セセセセセクシーナイトショット!!

ヘッドライトはキャブ下に加えてサイドとトップにもあります。
そうそう、このダンプにはサイドミラーはありませんで、
6台の車載カメラで全方位を見られるようになってます。


チョロQ〜〜〜〜!!

計画ではこの2軸も検討されてるそうです。
2軸8輪、エンジンも2台に減です。
空荷で急ブレーキ掛けたら前につんのめりそうですね。


後ろから。

チョロQっぽくても全長15m、
全幅と全高はMT-400と同じ7.6mと6.9mですからあなどれません。


うりゃっとダンプ!

ダンプ姿もかわいいですね。ベッセル長は11mです。
88米トン積みの MT-88と言うそうです。


勢い余って、また壁紙造っちゃいました。べべん。

こちらは1366x768です。側面図しか入りませんでしたわい。
ダウンロードしてお使いください。


もうひとつ。

こちらは1920x1080のフルHDサイズ。
こっちは4面図が入りました。
ウチのパソコンは1280x1024のいまだにスクエアサイズ。
フルHDサイズに買い替えたいわ〜。


知欠ジョーとしては異例のスピードで公開となりました。
ちなみにパーツ数は4700、製作にはのべ80時間程かかっております。

かなり独創的なオフロードダンプでございますね。
実機がまだ無いのがアレですが、
開発は続いてるそうですので、早く見てみたいものです。