TCM S4WEH

建機CG第13弾、
港でコンテナを運ぶストラドルキャリアというマシ~ン、
日本のTCM社のS4WEHという機種をバシ~ンとご紹介します。



ドシ〜ンと全体像。

ストラドルキャリアはどっちが前なのかよくわかってない私ですが、
この画像の右側が前のようです。つまりキャブのある方が後ろ。
今回はいつもオシャレなワタクシらしく、
背景も白バックでオシャレにキメてみました。
ちなみにTCM社は2013年に経営統合され、
現在は三菱ロジスネクスト社がこのキャリアを扱っています。


逆サイドから。

全長15.8m、全福4.5m、全高13.9mの立派なボディ。
骨ホネで華奢なイメージながら、重量は68トンあります。
でかいですね〜。1/50だと全高27.8cmにもなります。
ほぼ30cm定規の高さ。うひぇ。


おケツから。

40フィートコンテナを4段積みできます。
最高時速は27km(コンテナ吊り下げ中は21km)。
キャブのフロアは高さ9.5m。高け〜。


真横から。

人影君および軽トラとの比較で大きさを実感できます。
なんかもう立派な建物のサイズですね。
人影君の上のオレンジの四角い箱がエンジン+発電機です。
奥行き70cm位のペッタンコの箱に11000ccのディーゼルエンジンが。
よくこのサイズに納まってますね。


正面から。

門型の独特な姿が際立ちます。
高さ軽トラ8台分!対して幅は軽トラ2.5台分です。
ワイヤーでぶら下げられたスプレッダというパーツで
コンテナを最大高11.9mまでつかみ上げます。


さあ下からねぶりましょう。

エンジンで発電機を回し、各部の駆動はモーターで行います。
さらにこの機種はハイブリッド仕様で、
作業中の回生エネルギーを充電して再利用します。


後ろからもねぶれねぶれ。

グレーのロッカーみたいな箱が2つありますが、
キャブに近い方が電気制御盤、遠い方がハイブリッド制御盤です。
間違えて着替えやら置き傘やらを入れないよう注意しましょう。


上から俯瞰。

車高が高いためか、上からの資料画像がほとんど無くて
上部の製作には苦労しました。
しかし何と言っても苦労したのがあちこちにある手すりとはしご。


手すりとはしごの位置をアニメGIFで。

全部合わせてパイプ形状が120本以上。
もうこれは手すり地獄ですわ。泣く子もよけいに泣きますわ。
まあ以前BELAZ 75710の青い手すりでも苦労してますから、
今更なんですが。
でも手すりが無いとマヌケな感じですわね。
手すり大事。


実は数年前に製作開始したのに
手すり地獄がイヤで長期間サボってたこのマシン。
ようやくのお披露目となりました。
次パートでは細部をご紹介します。